メロディーとテンション・ノート

いきなり難しい言葉が出てしまいました。ここで少しだけ寄り道します。テンションノートについては、ここで解説しているので、ちょっと読んでみてください。とはい え、いきなりそこだけを読んでもよくわからないかもしれないので、この章は心の片隅に置いておいて、後でまた戻ってきてください。必ず帰ってきてね。アタ シ、待ってるから。

・・・読みましたか?わかりました?わかんない?でも、話を続けますね(続けるんかいっ!)。

作ったメロディーが「なんだか少し幼いな、単調だな」と感じたら、そのスケール内のテンションノートをメロディーに持ってくるという手 法が有効になる場合があります。こうすると、メロディーがぐっと大人びるのです。

例えばこんなメロディー

悪くないです。でも、例えばこうすると

コード進行はまったく同じなのに、妙に大人びた感じがしませんか?これは、メロディーの最後の音がコードに対して9thの関係になって いるのです。これによりテンション感が増し、メロディーラインを複雑かつ印象的に表情付けることができます。

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