目標設定
良い音が良い楽曲を生む重要な要素だと論じました。では何処まで良い音を追求すべきなのでしょうか。

これはもう誰がやっても「売り物に出来るほど良い音」を目指すべきであると考えます。

音楽を作るのは他の人に聞いてもらいたい、そして共感してもらったり、カッコいいと思ってもらいたいために作るのではないでしょうか。徹底して自己満足の ためであるというのであれば、それは構いませんが、なんにつけ発表するという行為に向かうのであれば、「売り物に出来るほど良い音」の制作に、持てる限り の力を注がなくては聴いていただく方に失礼です。当然、持てる限りの力を注ぐ方向は「売り物に出来るほど良い音」に向けられて然るべきです。

「いや、実際に売り物にするわけではないから」という言い逃れをしてはいけません。あなたが作った楽曲をネットで無料配信したとして聴いてくれる人は貴重 な時間を消費している、すなわちコストをかけるわけです。楽曲を最後まで聞いてもらえなければ、あなたの発表するという行為に対しての目的が達成されませ んし、あなた自身がCDを作って友人に差し上げたとしても、頭数秒で捨てられることとなってはお話になりません。

やるからには出来うる限りの力で「売り物に出来るほど良い音」を目指そうではありませんか。
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