音楽性

音楽性という言葉は難しいです。何をもっていい曲とするのか、何をもってダメな曲というのか。

実は職業として考えた場合、そんなことを考える必要はありません。作った曲がいい曲かダメな曲かは、売れる・売れないとはまったく関係ありません。

あなたはただ、市場のニーズに合わせて音楽を作れば良いのです。

「これは本当に自分が作りたい音楽なのか?」なんてことを考えてはいけません。それを考え出したら、あなたの収入が減るだけです。実際、あなたが既によほどのビッグネームになっていない限り、市場は「あなたが作りたい音楽」なんかに興味はありません。市場にとって興味があるのは「あなたが作りたい曲」ではなく、以下のような曲なのです。

  • 聴いていて邪魔にならない
  • 息をつめて聴く必要がない
  • 情報量が少ない
  • 耳障りにならない
  • 聴いたことがあるようだけど少し違う(=「耳障りにならない程度に」違う)
大量生産・大量消費される音楽には、これらの要素が共通しています。早く売れたければ、高い音楽性を目指してはいけません。

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