8ビート

どんな音楽を目指すのであれ、やはり基本は大事です。一度きちんと基本をおさえておきましょう。

ここでは、ほぼすべてのポップスに共通する基本のビートとして、「8ビート」をおさえておきます。基本パターンは以下の通りです。

ここでハイハットが1小節に8回リズムリズムを刻むので「8(エイト)ビート」というわけですね。これが4回なら「4(フォー)ビート」、2回なら「2(ツー)ビート」。コマネチっ!(古っ)

実際は、「4ビート」という場合は、いわゆる「スウィング」になります。「ツー チャッカ・ツーチャッカ」みたいな。「2ビート」は人によって定義があいまいです。「倍速の8ビート」を「2ビート」と言う人がいますが、どうやらこれは 違うようです。マーチみたいなものだと思っていただくとかなり近いみたいです。

ともかく、ここで気をつけたいのは、ハイハットの強弱です。ここに強弱がつくかつかないかで、ドラムのノリがまったく変わってきます。 試しに、先ほどのパターンのハイハットを、すべて同じ強さで叩いてみましょう。

いかにも「リズム・マシーン」って感じでしょ?

参考までに、先の例で僕がつけたベロシティー値は、以下の通りです。

80, 20, 60, 20・・・

後の例では、ハイハットはすべて100にしてあります。

このベロシティー値は、あなたの楽器のセンシティビティや選んだ音色によっても大 きく変わっていきますので、普遍的に使えるものではありません。どんな音色を使うのかによって、毎回必ず微調整してください。

このように、ハイハットに強弱の「揺らぎ」を与えることで、より人間的なノリを作り出すことができます。

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