変拍子

ポップスでは使わないかと思いきや、簡単な変拍子は、転調同様、効果的な場合が多いのです。

例えば以下の例

<My Song> Lyrics & Vocal by 新井和広 Music & Arranged by Takayuki Nishioka

セリフ「Here We Go!」の後の、ベース部分だけが2/4拍子です。これでブレイク部分を印象づけることに一役買っています。ここが4/4のままだと間延びしちゃうんです ね。とても簡単ですが、これとて立派な変拍子です。

また、こんな変拍子もあります。

<Tokyo Straight> by Takayuki Nishioka

この曲の最後の部分は

4/4 → 7/8 → 6/8 (x2) → 2/4

となっています。こうなるともう面白半分なんですが、フュージョン的アプローチをする場合にはこんなのも有効かと思います。

それから、ちょっと面白いのがこんなパターン

有 名なミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の中の挿入歌「America」のリズムです。変拍子に聴こえますが、これは変拍子ではなく、全体を通 して3/4です。ただ、リズムのアクセントの位置がシンコペーションになっていて(8分音符で表すと「3・3 − 2・2・2」)さらに、「2・2・2」が1小節多く入っている箇所があったりして、リズム的には複雑に聴こえます。

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