バスドラとベースは仲良し
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ベースとドラムは、バンドでは俗に「リズム隊」と呼ばれ、リズムを決める重要なコンビです。グルーブを作り出すのはドラム「だけ」でも ベース「だけ」でも不可能で、このコンビが一緒にならないと、心地よいグルーブを作り出すことはできません。 例えば、ドラムがこんなパターンを叩いているとします。 問題ないですね。で、ベースはこんなパターンを弾いています。 これも問題ないです。でも一緒に弾くと・・・ ・・・気持ち悪いでしょ?(^^;)。ドラムのリズムとベースのリズムが違うのです。具体的には、各小節の1拍目が、バスドラは8分で 踏んでいるのに対し、ベースは付点8分+16分で弾いていて、ここでリズムのミスマッチが起きてしまっています。 また、4拍目も、ベースが8分で次の小節に突っ込んでいるのに対し、バスドラは16分で突っ込んでおり、せっかくのシンコペーション感 を希薄にしてしまっています。 どちらをどちらに合わせるべきかは、曲調によって変わりますから一概には言えませんが、ベースパターンを無視してドラムパターンは決め られませんし、その逆もまたしかりです。今回は、バスドラの方をベースに合わせる事にしてみましょう。 リズムを決めるときには、このコンビのコンビネーションに十分気をつけましょう(コンビだけに)(←上手いこと言ったつもり)。 <Sailin' On> by Takayuki Nishioka
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