トライアド
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いよいよコードを鳴らしましょう。ここまで長かったですね。もうイヤになっちゃいました?でもね、ここまでの話がここからの基礎になる のです。何事も基本は大事です。ほら、テニス部なんかでも素振りばっかりでなかなか球を打たせてもらえなかったりするでしょ?この講座では「できるだけ早 く球を打たせてあげる」ことを目標にしていますが、それでもこれくらいまでの素振りはしておかないと、後で腕や腰を痛めたりする原因になるのです。 ・・・えっと、何の話だっけ? そうそう、では球を打って・・・違う。和音を弾いてみましょう。 話を簡単にするために、キーをハ長調に戻します。 ハ長調のド・ミ・ソを一緒に弾いてみてください。 これが「和音(わおん)」です。3つの音で構成されているので、「三和音(さんわおん)」と言います(そのまんまです ね)。英語では「トラ イアド」と言います。「トライアド」の方が難しいっぽく聞こえるので、何かあったらさりげなく使ってみましょう。 トライアドは、スケール上の1・3・5度の和音です。そして、この「トライアド」がすべての始まりです。 この関係は短調の場合でも同じです。 短調のスケールを思い出して、1・3・5度を一緒に弾いて見ましょう。短調では3度目の音が半音下がるのに注意して・・・ ド・ミ♭・ソ そう。これが短調のトライアドです。
苦悩と混沌のコードの世界へようこそ!あなたはもう、その入り口にいるのです。 |
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