<Day 9>
Never Again



ブリッジの後は2コーラス目の[A-A-B]です。前日までに、既にできている部分をコピペしてつな げてあります。

ただし、このままにはしません。楽曲中、同じフレーズを繰り返すときは、何らかの変化をつけるようにして、まったく同じパートの繰り返しにならないように します。

実はこれ、1コーラス目の1回目の[A-A-B]と2回目の[A-A-B]でもやってます。あのときは さりげなく通り過ぎちゃいましたけど、実はこのポリシーにのっとったものです。さらに実は、最初は1回目のBはコードバッキングを入れるつもりだったんで すが、後の変化のことを考えて、1回目のBからはコードを取ってます。「追加して変化させる」のはもちろん、「削って変化させる」ことも考えるべきってこ とです。

ではまずAメロ。ちょっとしたカウンターメロディーをつけてみましょう。カウンターメロディーがメインのメロディーラインにぶつからないように注 意しながら・・・



2回目のAはさらにかぶせて、このカウンターメロディーをベースにした、コードのブロックを足します。カウンターメロディーの各音がトップノートに来るよ うにコードを転開しつつ・・・



合わせると・・・


うん、いいんじゃないですかね。

さてBメロですが・・・ここはさらに思い切ったことをやりましょう。ちょっとDJ的な発想で。途中からビートを突然なくして、その後は全体にがばっとバン ドパスフィルター。後半に向かってFreqを上げていきます。




ひょっとしたら、このあたりには後で、ボーカルにもなんかのエフェクトをかけましょうか ね。ロボットっぽい感じとか。このあたりはなんとなくアイデアを考えつつ、miyuからボーカルをもらったときに改めていろいろ試してみることにしましょ う。

んで、サビ。「同じことは繰り返さない」と書きましたが、サビは別です。サビは一番聞かせたい部分ですから、同じことを繰り返して印象付けるのは悪い手段 ではありません。むしろ、ここをあまり変化させてしまうと、何を聴かせたいのかという焦点がボケてしまいます。まして、この時点でサビはまだ2回目。この 後3回、4回と聴かせるならまだしも、2回目で変化させるのは早すぎます。なので、ここのサビはコピペ。

よし、つながった。構成的にはそろそろ大詰めな感じです。エンディングを視野に入れて、この後を考えていきましょう。



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